1999/03/31 Sense Of Wonder 渋谷Egg-man

渋谷エッグマン ライブ速報

99.3.31 渋谷エッグマン ライブ速報

ライブで演奏された曲目です。

1. インスト’93(ラグランジュ・ポイント)
M.C.
2. ブルジョワジーの秘かな愉しみ
3. 空中の音楽
4. パーマーエルドリッチの3つの聖痕 パート2 HANDS
5. パーマーエルドリッチの3つの聖痕 パート3 TEETH
6. インスト’92(スリップ・ビート・ジャム)
長いM.C.
7. アメリカ(NICE)
長いM.C.
8. 新曲! Earth ~百億の昼と千億の夜
9. オペラの怪人
10. Drum Solo
11. アクアプラネット
12. 渇きの海
13. 夢中楼閣

アンコール1
14. オーニソプター
15. DUNE

アンコール2
16. ナットロッカー

なんとM.C.(「アメリカ」の後の)でホームページのことが紹介されました。
その話題から難波さんじきじきに情報提供があり、過去に参加した仕事の紹介がありました。

バンドをはじめたのがG.S.やサイケの頃12歳頃
ゴールデンカップスのおっかけをしていた。

大学時代桜田淳子からとった「愛の3色すみれ」という3人バンドの原形ができる。

学園祭の実行委員をやっていたときに、ナルチョにひっかけられた。
それがきっかけでバックスバニーに入る。で、デビュー

1年後、事務所とケンカその後解散

その後三枝成彰と知り合う。NHK中学生ドラマの「謎の転校生」「ねわれた学園」
の演奏をしている。

実は、このとき半村良の書生にならないかという誘いもあった。

その他あちこちから誘われる

スペクトラム(難波さん流にいうとかぶりものをした「アース・ウインド&ファイアー」)
カルメンマキ
加納秀人
山下達郎

で、その中から山下達郎を選んだ。

三宅一生ファッションショー

スタジオミュージシャン系
松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」
キー坊「悲しい色やねん」
少年隊
やしきたかじん
ラムー
吉本美代子「横顔のフィナーレ」(難波さんの作品の最大ヒット曲)
石川秀美
石田ひかり
小林克也 No.1バンド

ロック系
R.C.サクセション「雨あがりの夜空に」
甲斐バンド
世良公則
モッズ「ファースト」
ストリート・スライダース
氷室京介
スターリン
スターダスト・レビュー
ゴスペラーズ
B’zからシャムシェイドまで
40越えてからレッド・ウオーリアーズ

なお、M.C.で言い忘れたから書いておいてほしいという話があったのは、今日4/1JFN系の「ジャングルスマイル」という番組の「のほほん喫茶」の出演があるらしく、生放送か、もしくは収録かわからないということです。調べてくださいとのこと。

なお、ホームページを御覧のみなさんへのプレゼントといわけではありませんが、そのインターネット紹介コーナーで使ったメモに難波さん本人のサインをいただいて、なおかつ、そのままスキャンニングして登録する許可をいただきました。

これがそのメモだ!

また、もう一つ!
松本さんからも。松本さんが使っていた曲目一覧と、コーラスのアンチョコもゲットしてきました。
本人は非常に恥ずかしいといっておられましたが、これもそのままスキャンニングして登録する許可をいただきました。

これがその曲目一覧だ!
これがそのアンチョコだ!


ライブ観戦記 by KEN

3月31日と云えば、サラリーマンにとっては年度末。人事異動に伴う仕事の引継やらなんやらで職場を離れるのはとても難しい状況でした。それでも ラッキーなことに仕事の都合が付いてライブに行くことができました。職場でグズグズしていると予定外の仕事が突然増えたりするので、渋谷へ向かう電車に素 早く飛び乗り、早めに会場に向かいました。

Egg-manの開場は6時30分の予定でした。6時前からチラホラとそれっぽい人たちがEgg-manの前に集まってきます。花束をごっそり抱え た、ひときわ目立つ集団がいました。掲示板でも話題の突撃部隊ですね~。話しによると突撃部隊のみなさんは「新幹線で一本」の遠征組でもあるとのこと。遠 路はるばるSOWの応援に来ている人がいるのを見ると嬉しくなってしまいます。難波先生は時々MCで「新幹線で一本ですから」って、よくおっしゃります。 今回のライブも「新幹線で一本」の人たちや、「飛行機で一本」の人たちが居たようです。う~ん、地方からの上京者へのライブの割引制度ってあったら嬉しい な~(笑)。

開場したのは6時45分頃だったと思います。ステージに向かって左手には難波氏のキーボード・セットがコの字にセットしてあります。右手には、そう る透氏の紫色に光る派手な色のドラムセットがあり、中央が松本氏のポジションになります。余談ですが、キーボードのケースには「難波弘之、センス・オブ・ ワンダー、上手」とか書いてありました。確かに難波さんはキーボードが上手(じょうず)です(^_^)。ではなくて「上手(かみて)」にセットすると云う 意味ですね、、、。

7時15分頃になると客電が落ちていよいよライブが始まりました。テープで曲が流れる中、難波氏、松本氏、そうる氏が登場します。テープの曲がワン コーラス終わったところで、そうる氏が太鼓を叩こうとすると、それをさえぎるようにテープの曲がそのまま続きます。肩すかしをくらってそうる氏が照れ笑 い。さらに次のコーラス部が終わって、いよいよ太鼓を叩こうとすると、まだテープの曲がそのまま続きます。結局、テープが全曲かかるまでSOWの演奏は始 まらず、そうる氏が何度か叩こうとしてはやめて、会場の笑いを誘っていました。

さて、最初の曲は「インスト’93」でした。まだCD未収録の曲ですが、題名からすると6年前から演奏しているのでしょうか。今回は仮題が付いて、 「ラグランジュ・ポイント」と紹介されていました。中間部の変拍子リフが強力な曲です。短いMCを挟んで、5曲メドレーで演奏しました。そういえば今回の ライブはメドレーで演奏した曲が多いように思います。ただでさえ長いプログレ曲をメドレー演奏ですから、聴く方は至福の時間ですが、やる方は大変だったで しょう。

おなじみの曲をメドレーで演奏して一息ついたところで、曲の紹介がありました。

「最初の曲は”ブルジョワジーの秘かな愉しみ”と云う曲で、廃盤になった”ブルジョワジーの秘かな愉しみ”からのタイトル曲です。次の曲は”空中の 音楽”と云う曲で、廃盤になった”飛行船の上のシンセサイザー弾き”からの曲です。その次の曲は”パーマーエルドリッチの3つの聖痕”と云う曲で、廃盤に なった”パーティー・トゥナイト”からの曲です。」

廃盤の連発で会場の爆笑を誘っていました。難波先生、こんなところで、受けを狙っているだけじゃなくて、再発して下さいよ~。お願いしますよ~。

さて長いMCではこのページの上の方に書いてあるように、このホームページのことが話題になりました。このホームページのことを知っていた人は会場 にどのぐらいいたのでしょう。難波先生もよろしかったらホームページに直接アクセスして下さいませ。iMacだったら簡単ですよ~。

「ネタフリしますから、ホームページにどのように記載されるか試してみましょう。」

う~ん。宿題を頂いてしまいました。確認作業をがんばります。みなさんも情報提供をぜひお願いします。しかし、クレジットにない活動の場合は確認ができないからホームページに載せにくいんですぅ。

さて待望の新曲は「Earth ~百億の昼と千億の夜」。お~っと、この題材で攻めてくるか! 人類の未来を憂えたり、世紀末で世界が崩壊するかもしれないと真剣に悩んでいるのはSF作 家ぐらいだと、Kヴォネガットの小説に書いてあるのを思い出しました。新曲は、いかにも往年のプログレした曲でした。中間部では、不思議な感じのコード進 行(モードって云うの?)に載せてキーボード・ソロが続く’70年代プログレの理想的な展開です。このまんま10分ぐらい演奏を続けてB面一曲20分の組 曲になっても僕は嬉しいです(笑)。

そのまま「オペラの怪人」にメドレーでつないでから、濃い曲のメドレーが続いて「夢中楼閣」まで一直線! 途中には長いドラム・ソロが挟まりました。

「今日は長いよ~」

3部構成のドラム・ソロで、がんがん押してきました。サンプリングではELPのタルカスが格好良くて、このまんまSOWで演奏しても良いかと思いました。個人的には故ザッパのBlack Page #2が取り上げられたところで、思わず目頭が熱くなって、頭が沸騰しました。(ドラムソロで使った曲についてはこちらを見て下さい。)

長いドラム・ソロが一段落したところで、メンバーが再びステージに登場して、ピロピロとアクアプラネットのイントロが流れます。松本氏はちょこんと 構えたベースをゴリゴリと弾きながらコーラスをつけていました。松本氏は見た目が格好良いです。もちろん、演奏もSOWにばっちりはまっていて良いので す。最後に「夢中楼閣」を演奏して夢の中に連れていってくれました。

アンコールを演奏する前にそうる氏が

「この曲もキツイんだ。しかし、キツイのを演奏しないと納得しないでしょ。」

そうそう。ライブを見に来た人たちの気持ちを良くわかって頂けて嬉しいです。だってSOWを見に来たんだもん。